IZUジオ「星景撮影」ツアー【初日】

ダイビング屋が山を見る

こんにちは、パパラギ広報撮影部の石橋です。
年も明け、イイ海のシーズンですが、数年振りに「星景撮影ツアー」を開催させて頂きました!

「星景撮影?」と、なんのこっちゃという方もいらっしゃると思いますが、なんせ伊豆半島のその成り立ちは自然大好き人間にはたまらない背景と歴史があるのです。
子どもの頃には、たぶんわからなかったであろう自然の魅力に惹きこまれ、ついには水中だけでなく山や岩、星の撮影へと手をつけるのが、この「星景撮影ツアー」です。

今回は、写真もウン十枚とあるのでブログも【初日編】【星景撮影編】【ジオ再び編】の3編に分けてお届けします。

2000万年前から

伊豆半島はジオパークに認定されています。
2000万年前からの歴史を辿ることができる地層など、この半島ができた成り立ちをちょっと知っておくと水中の雄大な地形も心に沁みるってものです。

さて、今回のツアーは伊豆急下田駅に集合。
そこからジオサイト巡りをしていったワケですが…

はい、まずはキンメコロッケ。
潜らずに色々歩き回るので、まずは腹ごしらえから。大事です。

そこから車で数分。爪木崎へ。
1月中旬の爪木崎はちょうど「水仙まつり」真っ最中。
そんな「一般の方」たちを横目にわれらがチームは横道にそれて雄大なジオスポットへ。

溶岩が冷え固まった時に五角形、六角形になる柱状節理。もうこの爪木崎の柱状節理が見応えバツグン。

写真で見るよりその場にいるとまた違った迫力を感じます。
まさに火山活動でできた半島の証拠ですね。

水仙には目もくれず…と思っていましたが、自然を愛する人たちはもちろん草木花にも寄っていくものですね。

そして車に乗る直前にはヨモギダンゴ。

燃費の悪さが目立ちます。

伊豆半島2大神のひとつ

三嶋神とならんで別格扱いの伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)を祀っている白浜神社。
ここらは海底火山の噴出物の堆積が観察できる地層があります。

海と火山と神様に敬意を払いつつ散策中。

この日は生憎の曇天でしたが、伊豆半島屈指の美しい浜として有名な白浜、さすがの景色でしたね。

ちょっと変わった撮り方でみんなでカメラを構えてきました。

そしてこの燃費の悪さよ…。

これ、下田で有名なアンパンなんですww

他にも独特な地形の知る人ぞ知るジオスポットへも足を伸ばし…

星のために西へ

このツアーの最大の目的は「星景撮影」です。
「星景:せいけい」と読むのですが、造語だそうですね。

星を撮るのもロマンのかたまり。でもそこは伊豆を愛し、海を愛している我らは「星+海+ジオ」を撮りたいってものです。

天気予報と風向き、気温なども考慮して今回は浮島海岸で夜の撮影に臨むことにしました。

というワケでまだ明るいうちにロケハン+夕焼け撮影。


このジオサイトも知る人ぞ知る絶景スポット。僕らの他には観光の方はもちろんいません。

夕焼けがメインというより、夕焼けに染まる西伊豆独特な地形に想いを馳せる…。
そんなスポットです。

この夕方は雲もなく、このまま夜になってくれれば星景撮影のコンディションとしては最高。

しかし予報ではこのあと厚い雲がやってきそう…。
そして深夜の2時前後でまた晴れる?

さぁ、夕食後に仮眠をとり深夜に撮りに行くのか?
はたまた、6、7時間 浜に居続けて雲の動きに一喜一憂するのか?

次回、「IZUジオ「星景撮影」ツアー【星景撮影編】」お楽しみに!

IZUジオブログ第2弾【星景撮影編】はコチラ

IZUジオブログ第3弾【再びジオ編】はコチラ