今年もこの地に戻ってこれました、屋久島!
ども、立川店の高橋です。
-島の海編-
山のイメージが強すぎてあまり、知られていないこの島の海は実はこんなにスゴいのよ。
屋久島を代表するワイドポイント「お宮前」と「ゼロ戦」
ヨスジフエダイやアカヒメジにあふれたキイロい世界のお宮前。
ゼロ戦のヌシ、アザハタの周りに群れをなすキンメモドキにハナゴイが集まるアカい世界。
どちらもたまらない。
「お宮前」「ゼロ戦」論争が勃発するほど。w
どちらも水深が(20m)アレなもんで、同じ日に両方行くことは難しい。。
そこで今回はドーピングしてゼロ戦をおかわり!!
ナイトロックスのチカラってすごいね。
さらにゼロ戦の中も生物多様、ちっちゃいものを探してみるのも面白い。
そうそう、ゼロ戦に行く前に覚えておいてほしいフォーメーション。
1ヶ月前から作戦会議をして考案した戦術。
【1トップ7バックスタイル】
撮影の邪魔をしない、邪魔をさせない!
8人で潜っているのにゼロ戦を貸切にしたような仕上がり!!
完璧なゼロ戦シフトでした!!
今回の記念ダイバーさん!
200本、250本、250本、おめでとうございまーす♪♪
【ちっちゃいものシリーズ】
屋久島のスーパーガイド、たつのこの梁さんのガイド術が今回もすごかった。
事前にお客さんから聞いていたリクエストをそのまま伝えたら要望通り全部見せてくれちゃうんだから!
車から下ろしたタンクだって1mmもズレずキレイに並べるんだからこれまたスゴいのよ。w
お客様撮影:チョウチョウコショウダイ
お客様撮影:ホタテツノハゼ
さらに、今回メインで狙うはジョーフィッシュの口内保育。
今の時期の風物詩。
ジョーフィッシュ(オス)たちが口の中で我が子を育てる。
ハッチアウトをしてしまっている子も多い。
さらに気づくと近くの石を咥えてフタをして引きこもってしまう。w
ジョーフィッシュとの攻防戦。。。んーもどかしい。
ジョーフィッシュ
口内保育を狙うのも簡単ではない・・・
また、来年。。。次は作戦を立てて挑みます!!
ジョーフィッシュ(メス)
そして、これだけジョーフィッシュを狙ったので、、、
記念ダイブのお祝いは「ジョーフィッシュケーキ」w
改めておめでとうございまーーす!
スゴいよね、屋久島のケーキ屋さん。
見たことない魚を写真を見ただけでこんなクオリティで作っちゃうんだから。w
Ah-今年もこの島の海は最高でしたー。
-島一周編-
後半は島一周編をお届け。
【ウミガメの産卵】
今年もこの季節、いなか浜に訪れた母ガメが新しい命をこの浜に託していった。
タイミングも良く産卵にも立ち会うことができた。
この島に戻ってくるのは20年後、元気な姿で戻っておいでー。
【やくしまの森】
年間を通して雨が多い屋久島。
この日も雨が降っていたけど、雨も悪くない。
霧がかった幻想的な世界は晴れている時じゃ見られないのだから。
雨粒が葉っぱや苔を伝って川に流れていく。
そんな川の水は軟水で飲みやすい、その水もここでは飲み放題。
車で唯一入れる、世界自然遺産西武林道。
ここではヤクシカとヤクザルが穏やかに暮らす聖地になっている。
途中でシカに遭遇、脅かさないうに静かに近づいてみた。
すると反対側から、、
躊躇なく猛スピードで走ってくる地元の車、、、え!えぇーーーー!!ww
サル、シカがいても突っ込んでいく島の人。w
「わ」ナンバーだとサルとシカが道を譲ってくれない理由がここにあった。
この島ではサル、シカがいても躊躇してはいけないらしい。
【島一周】
最終日は島一周、この島の魅力は誰もが童心にかえって全力で遊ぶ。
最初に立ち寄ったタイドプールで磯遊び、時間を忘れて夢中になる。
しかも、ド干潮のタイミングで行ったので、こんなに潮が引いている。w
もはや、スノーケルなのか何なのかわからないくらい、干上がっている。w
けど、水中を覗けば生物盛り沢山。
春田浜のヌシ:ロウソクギンポ
どれくらいの歳月が経っているのか、大人が乗ってもびくともしないガジュマル。
ガジュマル
雨も悪くない、その2。
ここ最近の長雨のおかげで水量MAX!「大川の滝」の本気を見ることができた。
いつもより水量多めで飛沫も多め、、、そんなことを気にせず夢中で遊ぶ大人たち。
雨の日も悪くないその3
晴れたら虹が見られる、「虹の島」
この島にいたら雨が気にならなくなってくる。
ずっと、雨が多い島と言いっているけども、島の人からしたら線状降水帯レベルじゃないと雨ではないらしい。w
最後に
商店のおばちゃん、
「屋久島なんて何にもないからつまらないって、ずっと東京にいたかった」って。。
道中話しかけてきた地元のおばちゃん「屋久島なんて何もない、島の人と結婚しちゃったから仕方なく住んでいる」って。。ww
、、、なにもないようでなんでもあるのよこの島は!!
じゃなきゃ、こんなに全力で遊べないんだから。
Ah-今年も最高でしたー。
一緒に遊んでくれた皆さん、ありがとうございました。
立川店 高橋