PADI AWERE イベントのご報告

7月19日(金)に真鶴の江の浦にて、Google の有志社員がボランティア活動としてPADIAWARE と行った 「PADI AWARE Dive Against Debris イベント」を担当しました。

「Dive Against Debris とイベント担当の経緯」

Dive Against Debris(以後、D.A.D)は海洋ごみの回収を実施するために知識とスキルを学び、海からゴミを取り除き、ゴミの種類や量を報告する PADI AWARE のスペシャルティコースです。

Google では毎年6月〜7月に全世界の社員が地域社会でボランティア活動を行うプログラム「Google Serve」を取り組んでいます。

これまでは街中のごみ拾い活動を中心に行なってきたそうですが、今年初めて海中まで活動領域を広げることになり、PADI AWARE と一緒に今回のイベントを企画する中でパパラギに D.A.D 担当の依頼が来たことに端を発します。

パパラギは海を愛する人が集まるダイビングスクールとして常日頃から D.A.D スペシャルティの開催はもちろん、海洋ごみ問題に真剣に取り組み、出来ることを行なってきましたから、今回の活動に賛同し、喜んでお引き受けすることとなりました。

「事前学科と海洋実習の様子」

海洋講習の1週間前に渋谷にある Google 日本法人のオフィスにて事前学科を渋谷店チーフの皆川が担当しました。

日本の方より海外の方の方が多く、日本語と英語が飛び交う普段は中々お目にかかれない雰囲気の学科でしたが、皆さんが真剣な様子で受講されていたのが印象的でした。

7月19日の海洋本番は梅雨も明け、快晴に恵まれ13名の Google日本法人の有志ダイバーが集まりました。
海洋は DAD の開催経験が豊富な横浜店の山本コースディレクター、事前学科を担当した皆川に加えて、英語が堪能な藤沢店の眞野が担当し、終始賑やかなムードで進んで行きました。

昼食後に急遽ビーチクリーンナップを行いましたが、ほとんどの方が参加しており、環境への意識の高さを改めて感じました。
2ダイブで集めたゴミを「DAD 海洋ゴミ分別ガイド」を用いて分別し、PADI のアプリを使用してデーターを入力し、 DAD の認定式を全員で行い終了となりました。

当初は海外の方が多く参加されるということもあり、初のイベントでどうなるか不安でしたが、蓋を開けてみれば海洋ゴミ問題に国境は関係ないことを改めて知る良い機会となりました。
かといって深刻になりすぎる訳ではなく、前向きに明るくイベントが開催できてとても良かったです。

開催前日まで準備をお手伝いいただいた Google と PADI の担当の方には感謝しかありません。
来年も同じイベントがあれば、是非担当させていただきたいと思います。

今後もパパラギは D.A.D や常日頃からの啓蒙を通じて環境にやさしいダイビングスクールを目指します。

パパラギダイビングスクール本社企画部
亀山 祐孝