東京店の栗原です。
パパラギでは一年に一度の企画(!?)女川ツアーに行ってまいりました!!
どどーん!ホタテの養殖棚です!三陸ならではの光景です!
水が緑っぽいのは、森からの栄養が豊富でプランクトンが多い証拠。だから美味しいホタテが育つ。
ダイバーが一喜一憂する透明度も、そんな視点で見ると美しいものです。
マクロに目を転じると、ホネナシサンゴの仲間がお花畑のようでこれまたきれいです!
ホネナシサンゴの周りには可愛らしいアライソギンポ。小指サイズ。ヘアスタイルがいいよね〜。
こちらはフサギンポ。北の海ならではの生物です。伊豆では見れませんね。
ギンポって言うけど、生物学的には僕らが馴染みのギンポたちと別系統のおサカナのようです。
だって、デカイもん。(笑)
握りこぶしサイズ!
サカナの見分け方としては超イージーです!(笑)
こちらはリュウグウハゼ。北のハゼですね〜。女川では普通種でいたるところにおりました。
伊豆では普通種のソラスズメダイやキンギョハナダイはこちらではレア種。
ところ変われば普通とレアが入れ替わる。
なんとなく、当たり前の日々に感謝しようと思いました。(笑)
ダンゴウオもこちらでは普通種ですね!
ホヤ。
食用のものは養殖もされているようですが、これは自然状態のホヤです。
こうして見ると不思議な生き物ですよね。
未知の惑星に生物がいるとしたら、きっとこんな姿をしているんじゃないでしょーか!?
お客様からのリクエストで夜は星景撮影にも出かけました〜。
天の川が美しかった!
流れ星もいくつか見ましたよ〜。
ツアー最後は、サーモンスイム!
例年だと11月は鮭が遡上してくるピークなんですが、今年はとても少ないようです。
水温上昇や、稚魚の放流が出来ていないことが原因じゃないかというお話です。
観れるかどうかハラハラでしたが、かろうじて1匹だけ。
この鮭はメスなんですが、ボロボロ具合、伝わりますかね!?
ほとんど泳ぐ力もなく、弱りきっていました。
このあとオスを待って、卵を産んだら死ぬそうです。
北太平洋を4〜5年かけて回遊し、生まれ故郷の川に戻ってきた、最後のシーン。
壮絶です。
生命を賭けた戦場。
言葉で伝えるのは無理なんで、ぜひ自分の目で見て、体験してみて欲しいと思います。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
写真提供してくださったFさん、Mさん、ありがとうございます!
ワガママ放題のリクエストに丁寧に応えてくださった、宮城ハイブリッジのマサさんもありがとうございます!
たまたま一緒になった、水中写真家の越智隆治さん、「真ん中は好きじゃないんだけど。」と言いながらの記念写真、ありがとうございました!(笑)
あ〜、季節変えてまた行きたいなぁ〜。
東京店 栗原